食、仕事、大阪〜経営者の気づき〜

大阪の風景、美味しいもの、いろんな仕事をメインテーマに、会社経営者の視点から「自分が大事にしてること」を書き綴っています。

まいど。

先日、ビルボードライブ大阪に「SHOGUN」さんのライブを見に行きました。

ビルボード大阪

男達のメロディー、Lonely Man、そして、Bad Cityと往年のヒット曲を楽しめたのはいいのですが、この日は「事故」発生のため、食事や飲み物の提供はありません。おこちゃま用のライブハウスと違い、お酒を飲みながら楽しむ大人の空間のはずなのに残念です。まあ、その代わり、チケット代も返金してくれましたけど(笑)

・・・

ふと、思います。

事故発生後の対応って、さまざまですよねぇ。

我々大阪市民の「将軍」、橋下徹市長の“桜宮高校”への対応に関しても賛否両論あるようです。
まあ、当初、こんな例え話もありましたが、これとは次元が違うようです。

「生徒を自殺に追いやった暴力教師だけが悪いのに

入試取りやめとはどういうことやねん!!」

「もし大阪市営の地下鉄で痴漢が捕まったら、

その電車は運行取りめやるんか!?」


では、何が違うのか。

市長も含めての世間の共通認識は↓↓
・お亡くなりになった生徒さんはとても可哀そう。このようなことを繰り返してはいけない。
・スポーツ指導における体罰はよくない。

付け加えて、市長の論調を僕なりに解釈すると↓↓
・指導の一環とは言え、体罰の常態化を「許容」している「校風」そのものが問題であり、これを刷新しなければまた同じことが起こる。
・しかしながら「校風」とは在校生、父兄、OBが長い期間を掛けて築いてきた文化である。
・よって「校風」を作り変えるには、例えば、一度廃校にして作り直す位の、相当な荒療治が必要。



要するに橋下市長は、こう言ってるのと同じです。

「今回の件は、当該指導者だけでなく、

他の先生、在校生、父兄、そしてOBにも

それ相応の責任がある」

「だから今年の入試を取りやめることをキッカケにして

新しい桜宮高校を作るのだ」

「在校生は責任の一端を担い、

環境が整うまでクラブ活動停止だ」

「その代わり、新しい環境は素晴らしいものにする」

「新しい環境ができるまで、

新入生は受け入れることができない」と。

・・・

だとすれば、

会社経営者の観点からすると、「総論」には違和感ありません。
むしろ、ここまで大局を見て、批判覚悟の決断をしている点については見習うべきことでもあります。
ただし、同じ環境下で同じ選択(判断)をするかどうかは別ですが、、、。

「各論」で言えば、在校生や受験希望者のためにも「どんな環境をいつまでに作れるのか」をはっきりさせてほしいです。入試取り止めの最終広報と同時に発表すべきでしょう。その点が不満ですね。

スポーツ理論は進化を続けています。メンタル面も含めて、トレーニング手法多種多様です。競技として勝ち抜くためには戦術論も重要です。これはら指導者によってガラっと変わります。根性論を全否定はしませんが、むしろそれを排除する位のつもりで「採用」にも取り組んでいただきたいですね。

最後になりましたが、
お亡くなりになったバスケ部キャプテンのご冥福をお祈りします。

では。

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