食、仕事、大阪〜経営者の気づき〜

大阪の風景、美味しいもの、いろんな仕事をメインテーマに、会社経営者の視点から「自分が大事にしてること」を書き綴っています。

まいど。

先日、亡き恩師の小冊子の一部をアップしたところ、僕がコツコツとやってきたグルメリポートよりも反響が大きかったので(笑)、その第二弾をご紹介します。

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お客様は商品やサービスの対価としてお金を払っているのではありません。
あなたが与えてくれる満足感を買っているのです。
社長の自慢話を聞いていますか?
礼儀正しく挨拶していますか?
あなたと逢うことによって、お客様は元気になっていますか?
気持よくお申し込み頂いていますか?
お客様をワクワク・ゾクゾクさせていますか?

今回は原文ママではなく「求人広告」を「商品やサービス」に変換しております。
まあ、その方が汎用性が上がるかなと。

この考え方こそが僕の思う「顧客志向」なわけです。今年は年明け早々に、その「顧客志向」とは何かを再確認する機会がありました。
理由云々はともかく、折角ですのでご紹介しておきたいと思います。






志向とは「意識が一定の対象に向かうこと」と辞書に書いてあります。
一般的に顧客志向とは、顧客"を"志向することですが、
実はそれは商売の上であたりまえのことであって、


本当の顧客志向とは、顧客"の"志向を理解し、商品・サービスを提供することです。


つまり、単にお客様の要求に応えることではありません。
その要求のその先にあるものは何なのかを考えることこそが企業人としての顧客志向です。


例えば、この商品が欲しいと言われたら、
それを何に使うのか、それによって何を目指すのかを考えることです。
もしくはお客様に率直に聞いても良いです。
そうすればお客様が欲する商品よりも、
更にニーズに合ったものをお渡しできるかも知れません。


お客様は商品やサービスを買うのではなく満足感を買う、のですから。


では。
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